こんにちは。
今日は、踏み込み温床の作り方を説明いたします。(*ノ∀`)ノ
踏み込み温床とは、伝統的な、発酵熱を使った苗床のことです。
発酵熱を使うので、電気設備などがいらないことが特徴です。
これが、踏み込み温床の全景です。
これは、ハウスの中で作ったものですよ。
さて、地上式と地下に掘って温床を作る方法もありますが、地下は、水がたまりやすいので、初心者は、地上式がオススメです。
土の上で作るのがポイントですよ。
枠は、これは、藁で出来ていますが、藁は、片付けをするとき、土が取り出しにくいので、堆肥枠というので作ると良いらしいですよ!
材料は、
・落ち葉(広葉樹がオススメ)
・米ぬか
・牛ふん(発酵するので、半熟ぐらいが良い)
割合は、
落ち葉 : 米ぬか : 牛ふん = 9 : 0.5 : 0.5
目分量でOKです。
落ち葉は、12袋~16袋/坪 位使います
これくらいの落ち葉を拾うのは、かなりの時間が必要ですよ!!!(゚Д゚)
落ち葉の代わりにもみ殻を使う方法もありますが、もみ殻は腐りにくく温度が高くなりすぎるので、初心者にはお勧めできないそうです。
堆肥枠でわくが出来たら、
1.落ち葉を入れる(2袋分くらい)
2.米ぬかと牛ふんを、砂糖をまぶすようにまく。
3.落ち葉を蹴飛ばしながら、グルグルと回りながら踏む
4.なじんだら中がしっとりするぐらい水をかけながら踏む。水をしみこませます。
片方の足に体重を乗せて落ち葉の隙間から空気を押し出すように、グッグッと2回づつ踏むのがコツです。
水の量は踏み終えた落ち葉をギュッと握ったときに、拳から水が少ししみ出すくらいが目安です。
1→4を繰り返して、4層~10層くらいにします。
出来た温床の中は、落ち葉が発酵していますね。
白いカビが生えてくるといい感じのようです。
いい感じで発酵すると良い匂いがしてきます!!
失敗すると腐敗した匂いがするそうです。
温度は、40℃以下が良いですよ(^o^)ノ
露地だったら、出来上がった踏み込み温床の上にトンネルをかけると良いですね!!!(・∀・)
ちなみに、踏み込み温床がシーズンで終わったら、落ち葉と米ぬかが発酵したものを掻きだして、外に野積みしておきます。
2年経つといい感じに土になるので、ふるいにかけて、培養土にします。
赤玉土 : 出来た培養土 = 1 : 1
の割合で混ぜて、どの野菜にもイケる良い培養土になるそうですよ。
苗も暖められて、培養土が作れるとは、一石二鳥ですね!
私も、頑張って作ってみますよ(^o^)ノ