こんばんは。
今日は、半農半Xについて、お話ししたいと思います。
こちらの本が、塩見さんの提唱する”半農半X”の本です。
現実としては、新規就農で非農家から、専業農家になろうとすると資金的にも労働人口的にもかなり無理があります。
数字的に誤差はあるかもしれませんが、農家の中で、28%ぐらいしか専業農家は、いらっしゃいません。
基盤のある農家さんで、10件農家の家、2,3件しか専業農家はないとのことです。
そして、その専業農家さんの設備、機械を見ると、クーラー付きトラクターが、2,3台にフォークリフトや、4tトラックや大型冷蔵庫完備などと言った感じです。
いきなり、そこまで、新規就農の人が出来るでしょうか?
融資を無利子で受ければ良いと言う人もいるかもしれませんが、それには、最初の栽培技術が伴わないための販売リスクが伴います。
とにかく、そこまで、多くの設備にいきなり投資をして、リターンがなければ、借金しか残りません。。。( ゚д゚ )
そこで、最初は、小さく農業を始めて、現金収入を別に持ちながら農業をするような感じの方が、現実的な感じがしますがいかがでしょうか?
そこで、半農半Xですよ。
塩見さんは、そんなに農業で儲けようというような感じではないですが、それでも、最初は、良いのではないかと思います。
<こんなことを書くと新規就農で息を吐いている方には、怒られてしまいそうですが。。。(。-_-。)
なんせ、農業は、天候に左右されるし、ちょっとした、土作り、苗作りで、最初は、必ず失敗します。
イヤ、ベテラン農家の方でも、時々失敗していますよ。
やはり、7割が兼業農家なのですから、現金収入を何処かに持ったような形の新規就農の方が、余裕があっていいような感じがしますけどねぇ。
かえって、気楽に農業が出来て楽しいと思いますが、いかがでしょうか?
私は、半農半Xの考え方に賛成です(・∀・)ノ